- ワグネル創設者、プリゴジン氏がベラルーシへ出国へ
- プーチン氏の譲歩により「反乱」収拾の見込み
- ロシアの武装反乱の捜査中止、プーチン氏の関与も示唆
ロシアの民間軍事会社であるワグネルの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が武装反乱を扇動した容疑で捜査を受けていましたが、ロシア大統領報道官によれば、その捜査は中止される見通しであり、プリゴジン氏はベラルーシに出国すると述べています。この出国にはベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が仲介役として関与したと報じられています。
プリゴジン氏は自身のソーシャルメディアで、ワグネルの戦闘員に対してモスクワへの進軍を停止するよう命じたことを明らかにしていました。ワグネルの部隊は南部ロストフ州の軍事施設を掌握し、モスクワに向けて前進していたが、プリゴジン氏による反乱は収拾がついたようです。
プーチン大統領は国民向けのテレビ演説で、プリゴジン氏の武装蜂起を「裏切り」と非難し、厳しく処罰すると宣言しました。ただし、プーチン大統領がモスクワでの本格的な武力衝突を避けるためにプリゴジン氏に譲歩した可能性があるとも報じられています。
一部の報道によれば、ワグネルとの戦闘でロシア軍がヘリコプターなどを撃墜され、死者も出ているとされており、一部ではプーチン大統領の対応に不満が表面化しているようです。ただし、ロストフ州のメディアによると、ワグネルの部隊はロストフ・ナ・ドヌーからの撤退準備を進めていると報じられています。
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